カンボジアに行ってきました③
入場券も買い、いよいよアンコール遺跡へ。
入るとすぐにアンコールワットが見えてきました。
少し見えただけで私はもうドキドキ!!
アンコールワットは午後からの観光だったので横目で見ながら通り過ぎ、まずはアンコールトムへ。
アンコールトムとは『大きな都』という意味で、巨大な都市を表し、アンコールトムという遺跡があるのではありません。
場内の遺跡の中心は、仏教寺院のバイヨン
ここで有名なのは、口元にかすかな微笑を浮かべた観世音菩薩像。
これは四面像で正確に東西南北を向いていて、
世界に慈愛を広めようとしています。
ほのかな微笑みは私達の心を和やかにしてくれました。
その他に、
象のテラス
壁面にも象が彫られていました。
またこのアンコールトムは当時の庶民の生活の様子が
見事に残っていました。
とても細かく描かれています。
この他にもアンコールトムの中には、パプーオン、ライ王のテラスなどがあります。
そして、この後はタプロムへ。
タプロムとはジャヤヴァルマン7世の母親の霊を祭った寺院です。
でも今は70%近くが倒壊しつつあります。
その理由は・・・
これです!!
巨大な榕樹が蛇のように建物にのしかかって太い根を張っています。
榕樹とはとても成長が早い樹木で、根が幹や枝から上へ伸びるので、遺跡を覆い隠すような姿になります。
石の隙間に入りこんだ根や幹がスゴイ!!
この光景は圧巻でした。
タプロムでは自然と共存させる意味で、あえて倒壊部分を残す方針がとられています。
でもあと何年かしたらもっと倒壊してしまうかと思うとちょっと残念が気がしました。
これでこの日の午前の観光は終了。
この日の日差しはとても強くてかなりバテバテでした。
お昼を食べた後は、ホテルに一度戻り2時間ほど休憩し、午後の観光に備えました。
カンボジアの観光では正午から2、3時間は日差しが最も強い時間帯なので長めに休憩を取るのが習慣だそうです。
午後の観光へつづく・・・。